not simple

デザインと言葉の実験です

心理学科を卒業したらデザイナーになってた話

今のチームには大学生のインターンが3名来てくれていて、新卒の就職活動とか大変そうだなー、と思ったので過去を振り返ってみるという実験です。

大学時代

某W大学の「文学部」心理学科といういびつな構造のところに4年間いました。

行動心理学とか認知心理学とか中心に学んでいましたが

まあ何をやっていたかというと統計学とネズミ小屋に篭ってひたすら実験するということです。

あとバイトしてた。

青春とは?

けっこうちゃんと就活

大学3年目になると自然と就活しよう、って気持ちになるもので

割とセミナーとか説明会とかちゃんと行ってました。

心理学を勉強していてその流れで仕事にするのって

当時だと臨床心理士とかそのまま研究職みたいな道しかなくて

なんとなく、中高から好きだったインターネット関連に

進むのかなー、とふわっと思ってたので

だいたいそういう企業にお話し聞きに行ったりしてました。

内定

まあ面接って出会いのものというのと、数打てば当たるということで

某インターネット関連のスクールだったり制作をやっている企業に内定を頂きました。

内定者バイトを大学3年の後半くらいからしていたのですが

思えばこれがデザイナーとしてのキャリアのスタートでした。

そこではWebデザイン関連の講師やったり

(なぜか後半はJavaとかDBとかサーバーの授業もしてた)

ホームページ作ったりしてたのですが

(典型的や闇受託案件)

そろそろ大学卒業が見えてくるタイミングで

なんかちがうな、と。

もうちょっと人の目に触れる

なんか

作りたくなったんですね。

まあ諸々事情が重なったというのもあったんですが

大学卒業直前で内定辞退。

もう一回就職

で、そんなタイミングなので

もちろん新卒採用の手札も残ってなく

就職浪人するより早く働きたいという思いがあって

たまたま転職サイトで見つけた

当時成長中だったWeb広告業界がデザイナー採用してて

面接行ったらすさまじいベンチャー感で

面白そうという判断で

入社しました。

内定辞退からここまで多分1ヶ月もかからなかったので

新卒採用ってやっぱりちょっと異常なんだろうな、って思いました。

採用にかかる長さも、あの人を選別するような雰囲気も。

その後

その会社は所属が8年と長くて

広告デザインやったり

受託のデザインやったり

自社メディアのサービスデザインやったり

ディレクションやったり

マネージャーやったり

十数人の非デザイナーをデザイナーに仕立て上げるという

謎の仕事もやりました。

どれもこれも最初は戸惑いながらも

まあやればなんとかなるんだな、と思います。

その後のその後

ほぼ会社の立ち上げメンバー的に仕事してて8年経過して

そうするとどうも

だんだん仕事がマネジメント寄りになってくるんですね、不思議と。

マネジメントって仕事はめっちゃ好きなんですが

なんかそろそろ手を動かさないと

錆びるな、と思い

転職して

今、インターネット界隈でデザインするおじさんになってます。

まとめ

なんとかなります。

(ちなみに新卒採用の時にお祈りされた会社に転職しました)