not simple

デザインと言葉の実験です

誰のためのデザイン?

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写真は多摩地区に現存するフクロウですが本稿には全く関係がありません

フクロウはかわいい


本題ですが

タイトルに使った名著があります

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論 (新曜社認知科学選書)

取り急ぎ読みましょう


なんか最近、登壇資料や営業資料なんかを

リデザインというか整える仕事が

結構あり

作業的には大変なものの

これ比較的やってく過程で正解が見えやすく迷いがなくて

なんでかなーと思ってたんですが

これ多分、誰に向けて作ってるかがすごく明確なため

どうデザインを施せばいいかが

簡単に導き出せてるんだろうな、という気づきがあります


タイトルで言い切ってる感があるんですが

結局のところ

誰に向けた何のためのデザインなのか

わかった時点で9割勝っている説があり

特に「誰に」が明確に定義しづらい

サービスデザインとかが難しいのは

そういうことです


目線を意識すること

位置を揃えること

大きさを揃えること

色を使わないこと

反復すること

削ること


表層的なデザイン手法であーだこーだすることは

習熟度にもよりますが簡単で

一番大事なのは

「誰のために」「何のために」

これらを引き出し探し出す力みたいのが

デザイナーの本質的な力量なんじゃないかな

と最近思ってます

傾聴力とでもいいますか


という記事をある土曜の昼下がり

近場のカフェで書いていたんですが

隣に座ったおじさまに話しかけられ

普通に話聞いていたら

ハイボール奢っていただき

なぜか

「ひとりでカフェとかバー行くと年上の人にだいたいなんか奢ってもらう」スキル

結構な頻度で発動するんですが

これただ傾聴力発動してるんじゃないかという

気づきがありましたが

違うかもしれません

さようなら