not simple

デザインと言葉の実験です

松茸×肉

正月にすき焼き食べる文化があるというのをこの歳になるまで知らなくて、なんとなくやってみようという流れがあり、せっかくやるんだったらなんか変化をつけたいなと思ったのですが、味自体をアレンジすると期待値はずしてコレジャナイ感出そうだなという予防線の結果、肉以外の分量をよくわかんない感じにする、という解を得たので、結果です。

参考はご察しの通りで、今最も熱い料理漫画(?)「飯にしましょう」の2巻18膳に登場している「松茸すき焼き的なもの」で、この漫画は基本分量が記載されていないので参考なるかは微妙ですが、最高なんでみなさん買いましょう。

まずは松茸ですが、1kg発注してます。

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これは肉です(そんな高くない)。

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ちなみに松茸はシーズン外なので当然冷凍ですが、肉300gに対して600g使用されています。倍量でいってます。このバランスが今回の頭のおかしいところです。

冷凍だと香りどうなのかなと思ったんですが個々の香りは弱いものの、ぶっちゃけ物量でカバーでき、むせかえるくらい松茸臭します。これが集団の力です。

半解凍して切るんですが、この時点でもう手が松茸匂でむせかえるほどひどい。

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準備。

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ちょっと焼いて香りを出してから

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割り下オン。

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割り下は別で作っており、醤油と砂糖と正月飲み残した酒、あとなんとなく白だし入れました。なんか白だし入れとけば大丈夫だろうという信頼感というか怠惰です。分量はなんかいい感じにしておけばいいですが、あとで卵にコーティングされるので割と甘さとか濃いめにしておくとリカバリーも効くのでいいんじゃないでしょうか。


一撃目は煮るというより焼く感じで。

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はい。

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すごく知能指数の下がる味がしており、人間が終わってしまいました。


二撃目以降は知性が働いていないため

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もはやよくわからなくっており、わからなくなっています。?わからない?わからないとは?

今回は松茸x肉を頭おかしい分量でやる、というのが主題だったので野菜はネギだけでしたが、葉物として春菊とかあったほうが当然完成度は上がるはずなので次回以降はそうしていきます。次回はあるのでしょうか。人生はわからないです。