not simple

デザインと言葉の実験です

デザインの名言≒妄言

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これはなに

最近ちょっとした勉強会で、デザインの名著と名言を織り交ぜて話したという老害感のある事案があり、かつ先日執り行われたデザイナー陣の飲みの席で名言の話が振られ、後輩からの返答に無が生じていたので、改めて名言≒妄言なものをまとめる、という実験をします。

名言≒妄言

「デザインは99%のロジックと1%のフィーリング」(Justin Newman,2011)


「デザインはそれに触れる人の感覚で良い悪いが判断される。デザインをする人、デザインに関わる人は、そういった反応を批判的に捉えがちだが(あいつはデザインをわかっていない!とかね)、それは間違っていると思ってる。あなたが今日の夜の食事に選んだレストランで、どんなにこだわり、科学的に調整され整合性のとれた料理が出てきても、口に合わなければ不味いというだろう?」(Jonan R Jenes,2014)


「デザインのプロセスに必要なものは、90%の論理的思考と、10%の気合い。場合によっては逆転する」(Kim Culley , 2014)


「デザインが本当に良い評価されているとき、だれも『デザインがいい』とは言わない」(Junya Iriyama,2010)


「最近は、デザイン思考の氾濫と僕は呼んでいるんだけれど、デザイナー自身が抽象的な方向性にすりよってしまっている気がする。本質的に、技術として、僕らが強みにしているものは、いわゆるビジュアル表現だったりスタイリングだったりするんだと思うんだけど」(Masashi Namiki,2008)


「まっとうなデザインを世に出したいデザイナーが鍛えるべきなのは、まずは思考、次に手、少し大事なのが視覚で、1番大事なのは口」(Norman Maxwell ,2014)


「誰のためのデザイン?それがわかってれば、ほとんどすべてのデザインの工程は完了しています」(Kenichi Yamagata,2008)


「UI/UX(ユーザーインターフェイス・ユーザーエクスペリエンス)デザイナーという言い方は可及的速やかに滅びろ」(出典不明)


「デザインを目的にしているデザイナーがなんと多いんだろう。これは嘆かわしく、悲哀に満ちていて、重要な問題なんだけど、多分解決には人類はまだ若すぎる気がしている。人類が地上戦から空中戦へ移行したくらいのパラダイムがないとダメだ」(Ashish L. Alexander , 1982)


「過程をどれだけ話しても、僕ら(訳注:デザイナー)はアウトプットでしか語れないんだ。でもそれが強みでもある。(出典不明)」

おわりに

人名でググってはいけません。存在しません。

全ての引用は創作であり、引用にかこつけてデザインっぽい話をするという悪ふざけ第2弾でした。

第一弾これ。

ottiee.hatenablog.com

本当にどうもありがとうございました。